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指輪日記 7月
(関連作品・書籍もふくめてネタバレ全開です。ご注意ください)

■07/22 07/16から更新

このうえまだ買うか〜;て感じなのですが、
The Complete Guide to Middle-Earth
買ってしまいました…「まだ買わないリスト」に入れて
おいたペーパーバック版、在庫残り数2とか3とかに
なってたのでつい;
ハードカバー版のほうの情報を見ると
新版が秋に出るっぽい感じなのですが
どうなのですか…中身とかどうなってるんでしょうか。

例によってけれ&すらの項目だけ取りあえずチェックです。
スランドゥイルは第二紀初頭リンドンに住んでいたとあり、
オロフェア不在バージョンです。UTより古い本だしな…。

ケレボルンの項目、シメの一文に、
「賢者ケレボルンと呼ばれてはいたものの
指輪物語でみるかぎり特別りこうとは思えない
とか余計かつたいへん正直な一言があって涙が(笑)


■07/19
新文芸座の「ロード・オブ・ザ・リング」
第1部・第2部連続上映に行ってきました!

混雑を恐れて朝6時から並んでしまったんですけど
(またかよ)、2組目の人が来たの8時過ぎでした;
で、吹き替え・吹き替え・字幕(第1部のみ)、と
観てきました。

いやもう…よかったです大画面!よかったです吹き替え!
よかったです第1部………!!!(感涙)
んでもって、すごかったですT田訳(笑)

ビルボにスクリーンで会えたのがいちばん嬉しい。
癒されました〜〜。
そしてボロミア&アラゴルンにぼろ泣き。
第2部ではラストのサムに以下同。
あああ、やはり良い。とても良いです。幸せです。

ところで、あらためて第1部を観ると、
ホビットの冒険系&UTシルマリル系エピソードの
脳内同時上映が…;これは昨年観たときには、まだ
そんなに知識がなかったので、なかったです。
1本の映画に、背景がこんなにも広がってたのか…と
再認識しました。背景世界のイメージを呼び起こす
作品の作りの丁寧さ、細かさにも感動です。

レゴラスに闇の森を、ギムリにはなれ山を、
ゴクリにも闇の森を(笑)、
モリアの合言葉にケレブリンボールとナルヴィを、
棺に刻まれるキアスにダイロンを(笑)、
バラヒアの指輪にベレンとフィンロドを、
ガラ様にメリアンやなぜかフィンゴンや(笑)
フェアノオルほか上古のノルドールの皆さんを、
ケレボルンにドリアス陥落を、
最後の同盟にオロフェアを…
…みたいなかんじです。これ人によって連想が
違うのだろうなあと思うと…面白いですよね。

映画の後は同行の方とゆっくりお話を。
本当に幸せな1日でした…。


■07/18
古書の街の友が今度は「ユリイカ」妖精物語特集号を
見つけて送ってくれました…。
友も夏コミ原稿忙しいのに、
ありがとうK氏…!!!
バクシ版アニメが製作されたちょい後ぐらいの時期の
もので、それつながりで手塚治虫氏も寄稿してたり。
メインは指輪物語中心のファンタジー論とか妖精学とか。

妖精で思いだしましたがこの前実家で話してたら母が
「イエイツ好き」ってぽろっと言ってました、そういえば
母、専攻英文学だったな…。学生の頃こういうものに
ハマっていれば、母と共通の話題が持てたのかも。

話は戻り、友からは
「出版ニュース」7月下旬号のp.19のコピーも
同封されてきました。何かな〜と思ったら

ニューヨーク「BOOK」誌発表(ニールセン書籍部門調べ)
全米「去年のクラシック・ベストセラー・リスト」の
第1位が「ホビットの冒険」、12位に「シルマリルの物語」
(「指輪物語」本編は、映画の影響がありそうな作品
として最初に対象から除外とのこと、そうでなければ
間違いなく1位であったろうと書かれています)

という話でした、
ちなみにWEB上でソース探そうと思ったのですが
みつからない…力尽きました…ごめんなさい。
情報ありがとうK氏。

エルフ王やビルボ 広く愛されてるのだろうな〜と、
原稿でいい具合に溶けた頭でほんやりとうれしいです。


■07/17
半年前から気に入って大事に使ってる消しゴムが
そろそろなくなりそうなので買い足しに行きました。

TOMBOWのMONO-NP(NON-PVC消しゴム)
消し味が大好きなのです…。もう手放せぬ。
パッケージが緑なのも好き。
ところがこれが全然、店頭で見かけません;
行動圏内のハンズでもロフトでも伊東屋でも。
(最初どこで買ったんだ自分…)

で結局トンボ鉛筆に取り扱い店を問い合わせて
渋谷東横の伊東屋で入手です。


■07/16
"A Tolkien Compass"(旧版)収録
トールキン本人による、
指輪物語の外国語への翻訳の手引き
"Guide to the Names in the LotR"の
コピーを入手することができました!

あまぞんへのリンク⇒カスタマーレビューを参照して下さい
ということで再版だと収録されてない資料です。
(赤龍館さんのこのあたり↓に資料1として引用されてるので
http://homepage1.nifty.com/hobbit/tolkien/instrume/ 以下
参照すると、内容のイメージはだいたいつかめるのではないかと)

知り合いの方が、ご厚意で、お忙しい中
大学の図書館でコピーして下さったものです。
…しかもオックスフォードにて…!(感慨が…)
Rさん…! ありがとうございました…!!!

ことの発端は先日、シンダリンのmaeのカナ表記について
マエが適当かマイが適当か(マイは正しいシンダリンの
発音か、英語風なのか)…という雑談(笑)をしていて、
そういえば翻訳についてまとまっている文献が…、という
流れでこの資料を教えていただいたのでした。

ただし実際にはこの文献は、発音の話ではなくて、
造語のベースとなった古英語の意味とか、共通語だから
訳すべしとか人の姓だから訳さないでねとか、
そういう、意味寄りの解説中心です。
(ちなみにシンダリンaeの発音は指輪追補にて確認出来;)

ざっとだけ目を通すつもりが読み始めると止まらない…
面白いです…! トールキンの想いとか、邦訳の意図とか
そうはいっても日本語では実現が困難な事とかが
いろいろわかってもうわくわくです。
こりゃ必読だわ…!と思いましたです。

"Mirkwood"の訳が"マークウッド"じゃなくて
"闇の森"なのには意味が(そして、重みが)あるのですね…。
それを知ることができて、よかったです。感動でした。

知らないことがあるって楽しい…。


■07/15
マゾム館
にせオークション2の入り口に、裂け谷情報筋からの
ビルボ情報のページへの入り口ができました(笑)

というのは6月にリンディアさん(仮名)から
新情報が入ったからなのですが、
(ビルボが落札物をとうとう観賞するに至ったようで!
その様子のすてきなレポートです)頂いたメールを
おあずかりしっぱなしで…ようやく掲載できました;
すみません…!どうもありがとうございました!
>裂け谷情報筋 且つ ビルボの中の人な方

裂け谷家中が皆さんかわいくて萌え死にそうです。


■07/13 07/11から更新

The Complete Tolkien Companion
スランドゥイルの項目だけが読みたいばっかりに
あまぞんで買ってしまったのが届きました。
とてもよく情報がまとまっていて、ここにしか
載ってない情報もある、というふうに
先日、未邦訳文献に詳しい方から勧めていただいた
本…  だったと思うのですが;
タイトルうろ覚えで…多分これだったと…
(ごめんなさい;)

「スランドゥイル」の項目は妥当に、ごく普通に
UTとホビットと指輪をまとめた感じでしたが

「ケレボルン」の項目は目から鱗…とゆーか
とにかく初めて読むバージョンでした。
ケレボルンの項目なのになぜかスランドゥイルのことが
いろいろ書かれており(笑)
まずはスランドゥイルがケレボルンのkinとあり、
(同じシンダアルで…ぐらいの広い意味かもですが)
エレギオンが陥落したとき両者は同時にヒサイグリアを越え、
それぞれ緑森の北部と南部に落ち着いた…となっていて
つまりエレギオンには一緒にいた…というか
リンドン→エレギオンは同行していた、と取れる(!)
これって同じ本のスランドゥイルの項目の記述とも矛盾
しまくりだし(オロフェアいない事になってるから)、
と思ったらちゃんと注がついてました。
ケレボルンの項目にて取り上げたバージョンは
UT出版前の一般的なバージョンである、
となってます。そうなのか…?

でUT版は「ガラドリエル」の項目にまとまってました。
(注の多さがバージョンの多さを物語っている)

でもケレブリンボールの横恋慕話は省かれてるなあ…と
思って次はケレブリンボールの項目読んでしまいました
うう、まずいキリがない…やめなさい>自分
厚さ45ミリもある本なのに。
(ケレブリンボールの項目、上記の人達の中では
いちばん長くてさすが指輪作った人…と思ったら
大半は親と伯父がナルゴスロンドで困ったちゃんだった
という説明でした。エレギオンでの話はほんの少し)

話は戻りますがケレボルンの項目に、
ベレリアンドが沈んだ後の灰色エルフの公子の中では
the mightiest…と書かれており、萌えました…。
(よく読め、それってかなり制限されてるぞ;)

私の中で、彼等の戦士としての強さのイメージは
ケレ=美奈子 スラ=レイ ガラ=うさぎ
って セーラー戦士に例えてどうする
(アホなオチですいません)


■07/12
夏コミ原稿中です。テンション上げようと思って
落描きをたくさん描きちらしてます。
が…なんか…
調子…絵に出てますか? とくにエルフ王;
とほり〜。なかなか戻りません。


■07/11
「マエ兄ちゃん」兄弟全員分の絵を描き終わりました、
多分そのうちどこかに載ります…(まだ未定)
とりあえず最後まで描いてみた!わーい!って
感じで自分が嬉しい(笑)

ってこれでホッとしてはいけないのですが。

それとは関係ないシルマリル絵。
ハレスさんです。危険物ではありません〜


■07/09 07/05から更新

リンク追加です。今回はケレボルン系…

1件はケレボルン萌え仲間(って言うには恐れ多くて
勿体ないですが)かずねさんの小説サイトです。
シルマリル(マエズロス、ギルエル)とケレボルン中心に
ほのぼのからシリアスまで大変美しい文章で綴られてます。

そしてもう1件、たけみつさんのサイト…私これだけ
毎日通っておきながら、ふと気付いたらリンクページ
からのリンクがありませんでした、「けれ」だけで…
はう〜;す、すみません  ということで今回リンクを…。
もちろんたいへんお勧めです。

あと、いつも利用しているエルフ語サイトも追加。


■07/08
マエ兄企画の作画。
フェアノオル家系の絵は(マエ兄以外は)
自分の中から自然と出てくるものじゃなく、わりと
搾り出してきてるものなのでいつも苦戦します。
(そうでなくてもヘタレな上に遅筆なんですが)
慣れてくるといいんですが…。そのうちマグロオルは
まんがで描きたいし。(遠い目)

07/02のサラリーマンけれすらは息抜きになって
楽しかったです。


■07/07
あまぞんから届いたもの
「或る伝記」「THE LETTERS OF JRR TOLKIEN」
「The Languages of Tolkien's Middle-earth」
原稿終わったら読むぞ〜と思いつつ
「The Languages〜」はちょっと目を通してみました。
本によって結構解釈が違うのかな…あとでもっと詳しく
いま持ってる本やそれ系サイトと比べてみたいです。
Thranduilの語源の解釈が「Halls of Star-Shadow」に
なっているのはこの本だったのか…。語尾ilがelの変形と
いう解釈。el(星)が入っているのか……いいかも…!
(シンダールらしくシンゴルの名の一部を継ぐとは。
……ってのは考え過ぎだとは自分でも思うのですが;
でも映画デザインのスランドゥイルの紋章もそういえば
シンゴルの5角の星のモチーフは継いでたなあとか)
ちなみにArdaのほうの解釈は'beyond the long river'。
長き河を渡る者のほうが、彼の成した事には
合ってるかなあ。
彼は西方のエルフじゃないので西方の命名の風習が適用
できるのかどうか不明ですけど、
やはり彼の名も「後の名」なんでしょうか…
それとも母親の付けた、予言的な名前なんでしょうか。

(…いつもながら素人全開日記で;)


■07/05
再度、ヴィクトリアン・ヌード展へ行ってきました。
前回行った後で雑誌の特集や目録を読んで、予備知識は
充分だったので、今回のほうが解説等にとらわれずに
絵そのものを見てこれた気がします。
好きな絵は何度も何度も眺めて来ました。

で、ヨーロッパ行きたくなってしまう;(長期で)
絵の中に、やっぱり向こうの空気を感じてしまうのです
んで、思いだして懐かしくなってしまう…駄目だ…
そんな金も行動力もないのに(まずは貯金しよう)


■07/04 06/28から更新

リンクに1件追加しました(楽座頭 様)。
とても素敵なエルフ王を描かれてるサイト様で、
レゴラス中心にオールキャラです。
オンラインでマンガが読めます。あと岩屋の輪切り必見。


■続・07/04
なんだか似てなくてしょぼんなお絵描き掲示板風スーさん。
(※photoshop製)


■07/03
新宿のさくらやホビー館でビルボが叩き売られている
と聞いて、つい買いに行ってしまいました。
例によって目つき悪くて似てないのですが、
ビルボだし…ラスト1体だし。と思って買ってしまいました
しかもついでにグリマも;(これもラスト1体でした)
去年のボロミア以来。これで3体です。。。
(思えばボロミアもここで)


■07/02
通りすがりの明大前駅ホームは
ほのかに蚊取り線香のにおいがしました。夏ですね。

原稿やるのに、初めて近所のシャノワールに入って
みました。…カフェオレ・カップとゆーものを
生まれて初めて見ました。まりのに「お茶が丼に
入って来た。」とメールを打ったら笑われました。
私、いままでの人生で、どうして一度もカフェオレ
・カップと接点がなかったんでしょうか?

またマゾム館に上げられないものを描いてしまいました;
現代物パラレル注意。ホモではないですが…;

どうしてこう、
誰も待ってないものを描いてしまうのか。


■06/30
買い物メモ
キャクストン版 「アーサー王の死」(ちくま文庫)
衝動買いしてしまったのでメモしておきますが
…読めません絶対読めません;(今は。)
夏原稿のために読み返さなきゃならないものが多すぎ。


■06/29
レゴラス受オンリーイベントへ行ってきました。
いい雰囲気のイベントでした。(会場が本当に
普通の区役所でビックリしました…)
普段、数が多くてなかなかまわりきれない
アラレゴサークルさんをじっくり回ることができまして、
はたしてアラレゴ本のなかにたいへんかっこいい
闇の森王
を発見!!感涙です。オンリー行って良かった…。

その後、コミックシティのほうでの代理購入をして
くださった方と落ち合ってお茶を…。至福。
そしてこちらでもお宝ゲットです。幸せです。


■06/28
夕方から、浅草の植木市に初めて行ってきました。
というのは前夜、なぜかカザド祭り(※)の話をしていて
急にお祭りに行きたくなったから。
当日の朝に連続テレビ小説をたまたま見たら
いまやってるシリーズって浅草が舞台なんですね。
そんなこんなで浅草です。
まりのが金魚を12匹すくいましたが、
30匹からしか名人認定証を発行してくれないと言われて
残念…。

で、いま部屋には植木市で(まりのが)買った
ジャスミンの鉢があります。

※カザドすくいとか、ひもつきカザドくじとか。
 「なんでもたべます。おおきくなりません」な
 ホビット売りの野伏とか。カザドの巫女さんが
 ひいてくれるカザドおみくじとか。
 一緒にお話してた皆さん天才です(笑)

 ちみちみと歩くドワーフを嬉しそうに連れ帰る
 エルフのこども…と酔っ払いの親父。萌え

 (…思いっきり人身売買ですが;)

-start-